DXの取り組み
ビジョン
当社はDXでものづくりを進化させ、製品品質を向上してまいります。
当社のDXの取り組みでは、装置面・人材面のデジタル環境を整備し、これにより生産プロセスでは生産データの利活用を推進し、管理プロセスでは業務プロセスの変革を推進し、この3つを事業戦略の柱として、ものづくりを進化させ、製品品質向上させてまいります。
このように当社はDXの取り組みを通じて、変化に強い組織をつくり、持続的競争優位性を確立し、中長期的な企業価値向上に繋げてまいります。
DX事業戦略
生産プロセスにおける生産性向上
- スマートファクトリー化・IoT機器活用 による生産データ蓄積
- 生産データ利活用による生産効率の最適化・予知保全
- AI活用による検査工程の省力化
管理プロセスにおける生産性向上
- 電子帳票前提の業務プロセスへの変革
- RPAによる業務連携
- 生成AIを活用した業務効率向上
デジタル環境の整備
- OTサイバーセキュリティを前提としたスマートファクトリー環境の構築
- データ利活用基盤構築
- 役員・管理職を含めたDX教育投資
戦略の達成状況の指標
- 生産プロセスにおける生産性向上:装置稼働 改善時間
- 管理プロセスにおける生産性向上:生産性 改善時間
重点施策
生産プロセスにおける生産性向上
生産現場におけるデジタル技術の導入とデータ活用を通じて、生産効率の最大化と品質の向上を図ります。スマートファクトリー化を推進し、蓄積されたデータをもとに継続的な改善を実現してまいります。
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スマートファクトリーの導入
工場の設備やロボットのスマートファクトリー化を進め、生産データを活用することで生産性、品質を向上していきます。
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IoT活用
IoTを積極的に活用し、従来の設備では取得できないデータ取得を進め、スマートファクトリーを加速させていきます。
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AI活用
AI検査の導入を進め、検査工程の省力化を行っていきます。
管理プロセスにおける生産性向上
業務プロセスのデジタル化と自動化を通じて、管理業務の効率化と意思決定の迅速化を実現します。紙ベースでは困難だったデータの活用を可能にし、業務全体の生産性を高めてまいります。
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紙ベースの既存業務プロセスのワークフロー(電子帳票)化
紙ベースの管理業務プロセスについて、ワークフロー化を行い社内業務の効率化を行います。
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RPAによる業務連携
RPAによる業務システム、Webシステムの連携を行い、PC定型業務の効率化を行います。
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コミュニケーションツール活用
コミュニケーションツールを活用し、迅速な情報共有や意思決定を行っていきます。
デジタル環境の整備
スマートファクトリーやデータ利活用基盤の構築を通じて安全かつ柔軟なデジタル環境を整備するとともに、全社員がデジタル技術を活用できる体制を構築してまいります。
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スマートファクトリー向けデータ基盤整備
スマートファクトリー化に対応するデータ基盤の整備を実施していきます。
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ネットワーク環境整備
データ基盤構築に必要なネットワーク環境を整備し、セキュリティを担保しながら、可用性を高めていきます。
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DX教育投資
社内からイノベーションを起こせる人材として、「デジタル技術を活用できる人材」を社内で育成していきます。
DX人材育成
DX人材の実務遂行レベルを向上させることを目的に、以下の教育を実施します。
- 全社員向けのリテラシー教育(e-learning教育)の実施(役員・管理職含む)
- 選抜メンバー向けのキヤノングループ教育制度を活用した高度IT技術者教育の展開
人事部門側と受講部門のすり合わせを行うことで、スキルのミスマッチを無くし必要な教育を提供していきます。DX人材の中でも、特にスキルの高い選抜メンバーには、高度IT技術教育投資を追加で行い、プロフェッショナル人材としてより専門性を高めていきます。
DX推進体制
当社では、代表取締役社長を実務執行責任者とし、総合企画部にてDX推進戦略の実行状況の総括を行い、人事部で人材育成戦略の実行、岩間工場でDX生産プロセス戦略の実行をおこなっております。
情報セキュリティ委員会では情報セキュリティ対策を随時実施しております。
代表取締役社長DX推進メッセージ
製造業を取り巻く環境は複雑化しており、製造現場では、リアルタイムで変化をとらえ対応を取っていく必要があります。当社では、DXでスマートファクトリー化を進め、製品品質を向上させていくことで、お客様のご要望にお応えしてまいります。また、DXで1人1人の生産性を高めることで、より創造性の高い製品を生み出し、社会に貢献していきます。
2023年7月11日
キヤノン化成株式会社