近年のデジタル技術の発展、ビジネス環境の変化が急速に進む中で、中長期的な企業価値向上を実現するために、DXに取り組みます。
生産プロセスにおいては、ロボット化、自動化により生産性や品質の向上が図れます。IoTの活用やビッグデータ活用により、生産状況の可視化やトラブルの予見が可能となり、生産効率の向上が見込めます。
管理プロセスにおいては、ワークフロー化やコミュニケーションツールの導入により情報共有や意思決定の迅速化が可能になります。
また、これらのDXの取組を実施していくためには、サイバーセキュリティ対策、DX人材育成といったDX基盤作りも必要になります。
デジタル技術の取り組みは、製造業の効率化、イノベーションに必須であり、積極的な推進が競争優位性を築くために必要と認識し、当社はこれらの取り組みを実施していきます。
DX人材の実務遂行レベルを向上させることを目的に、以下の教育を実施します。
推進部門側と実務部門のすり合わせを行うことで、スキルのミスマッチを無くし必要な教育を提供していきます。 DX人材の中でも、特にスキルの高い選抜メンバーには、高度エンジニア教育投資を追加で行い、プロフェッショナル人材としてより専門性を高めていきます。
当社では、代表取締役社長を実務執行責任者とし、総合企画部にてDX推進戦略の実行状況の総括を行い、人事部で人材育成戦略の実行、岩間工場でDX生産プロセス戦略の実行をおこなっております。 情報セキュリティ委員会では情報セキュリティ対策を随時実施しております。
製造業を取り巻く環境は複雑化しており、製造現場では、リアルタイムで変化をとらえ対応を取っていく必要があります。当社では、DXでスマートファクトリー化を進め、製品品質を向上させていくことで、お客様のご要望にお応えしてまいります。また、DXで1人1人の生産性を高めることで、より創造性の高い製品を生み出し、社会に貢献していきます。
2023年7月11日
キヤノン化成株式会社