当社のDXの取り組みでは、装置面・人材面のデジタル環境を整備し、これにより生産プロセスでは生産データの利活用を推進し、管理プロセスでは業務プロセスの変革を推進し、この3つを事業戦略の柱として、ものづくりを進化させ、製品品質向上させてまいります。
このように当社はDXの取り組みを通じて、変化に強い組織をつくり、持続的競争優位性を確立し、中長期的な企業価値向上に繋げてまいります。
生産現場におけるデジタル技術の導入とデータ活用を通じて、生産効率の最大化と品質の向上を図ります。
スマートファクトリー化を推進し、蓄積されたデータをもとに継続的な改善を実現してまいります。
業務プロセスのデジタル化と自動化を通じて、管理業務の効率化と意思決定の迅速化を実現します。
紙ベースでは困難だったデータの活用を可能にし、業務全体の生産性を高めてまいります。
DXを全社的に推進するためには、技術・設備面の整備と、それを活用できる人材の育成が不可欠です。
OTネットワークやデータ基盤の構築を通じて安全かつ柔軟なデジタル環境を整備するとともに、全社員がデジタル技術を活用できる体制を構築してまいります。
DX人材の実務遂行レベルを向上させることを目的に、以下の教育を実施します。
人事部門側と受講部門のすり合わせを行うことで、スキルのミスマッチを無くし必要な教育を提供していきます。DX人材の中でも、特にスキルの高い選抜メンバーには、高度IT技術教育投資を追加で行い、プロフェッショナル人材としてより専門性を高めていきます。
当社では、代表取締役社長を実務執行責任者とし、総合企画部にてDX推進戦略の実行状況の総括およびDX管理プロセス戦略、デジタル環境の整備(設備面)を行い、人事部でデジタル環境の整備(人材面)の実行、製造部でDX生産プロセス戦略の実行をおこなっております。
情報セキュリティ委員会では情報セキュリティ対策を随時実施しております。
製造業を取り巻く環境は複雑化しており、製造現場では、リアルタイムで変化をとらえ対応を取っていく必要があります。当社では、DXでスマートファクトリー化を進め、製品品質を向上させていくことで、お客様のご要望にお応えしてまいります。また、DXで1人1人の生産性を高めることで、より創造性の高い製品を生み出し、社会に貢献していきます。
2023年7月11日
キヤノン化成株式会社